ノートブック

写真と詩や思ったことを載せてます。連載と名言も始めました。

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免許が取れた。
月7万の定期預金をしながらの教習所代もキツかった。
1時間オーバーごとに5千円かかるので、必死に勉強し、キャンセル待ちし、1ヶ月半で取得した。

頭金80万でローンを組んで、新車を買った。

今までシロのことは心配だったが、実家に電車で帰ると駅でA子達に見つかって、昔の生活に戻されたら困ると思い帰れなかった。

やっと車が来たので、シロを探しに行った。

母と一緒に猫のおやつを持って、以前住んでいた場所へ。

ところが、私の住んでいた家は跡形もなく、もうすでに新築の立派な家に、大家さんの娘さん一家が住んでいた。

「シロ~」と何度か呼んだが、もう生きてないと感じた。

シロは、突然自分の家に誰もいなくなってしまったことや、自分の家が壊されているところを、どんな気持ちで見ていただろう。

きっと、不安だったろう。誰からも餌ももらえず、最後はどれだけ空腹で死んでいったのだろう。

そんなことが頭の中をぐるぐる回り、胸が張り裂けそうで居ても立ってもいられなくなり、その場を立ち去った。

そこで確信したのは、やはり母が近所の人に頼んであるという話は嘘だったということだ。

本当に頼んであったなら、その家の目と鼻の先まで来ているのだから、挨拶をしに行ったり、最近見かけたか?など聞きにいくはずだ。


餌代のお金を本当に定期的に渡してるなら、今いけばいい。

今までも定期的にその家に行ってるのであれば、その都度様子を聞けるハズだ。

でも、母は私と一緒に「シロ~」と探したのだ。

ということは、今シロがどうなっているか知らない、私と同じレベルだ。

私は母の嘘を暴いてやろうと「一緒に面倒を頼んでいる家に行こう!」と言ってやろうと思った。

でも、そんな事をしてもシロは戻ってこないし、身内の恥をよそ様に見せるだけだと諦めた。

改めて、自分の無力さに落胆し、母への憎しみはゆるぎないものとなった。

つづく
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私は、礼子ちゃんを気に入ってた彼と、つき合うことになった。

勝ったと思った。

しかし、幸せな気分はすぐに終わった。

割りと早い段階で、そんなに好きではないかも!?
ライバルがいたから、手に入れたかっただけかも!?と…。

彼は私より7才も上なのに、私より全然子供だった。恋愛経験もあまりないようで、基本的なことも知らない。

例えば、つき合って初めての私の誕生日。

普段は女性の扱いが下手な彼でも、この時ばかりは頑張ってくれるかな?と、期待した。

ところが、誕生日プレゼントは、3千円くらいの置時計。

正直、私が小学生の頃の誕生日会で、友達とプレゼント交換する時に買ったような物だった。

他、サプライズは何もない。

26才の大の男が、小学生レベルとは、ガッカリだった。

ちなみに、私は3万前後のライターなどをプレゼントしていた。

それで、社会人のプレゼント交換はこのレベルだと気づいてほしかったが、そこまでの頭はなかったようだ。

米も炊けないし、銀行でお金をおろすこともできない。

今まで、お金の入金も出金も、全て母親にやってもらっていたようだ。

しかも、勉強もあまりできないようで「右折」のことを「ミギセツ」と読んだり、敬語も上手く使えない。

テーブルマナーもなってないので、段々一緒に出掛けるのが恥ずかしくなってきた。

この人は、私より7年も長く生きてきて、何を学んできたのだろう?

7年も短い時間で私ができるようになった事を、何でできないの?

今まで何も考えず、ボーっと過ごしてきたの?

何かひとつでも私より上回っている、尊敬できる部分を探したが、あまりのIQの低さに手の打ちようがなかった。

つづく
気づけば私は店のナンバー2になっていた。

ナンバー1は、水商売歴35年くらいの美人の熟女で、昔からのお客さんをいっぱい持っているようだった。

またその店でも、ひがまれて足を引っ張られた。

まなみちゃんという、見るからにいじわるそうな先輩だった。

今まで、この店ではきっと彼女は若くて綺麗だと自負していたのだろう。

しかし私が入店し、若さも美貌も実力も負けたと思ったのか、ライバル心をひしひしと感じた。

まず、外見で対抗してきた。

私が頭角を見せ始めた頃から、ぽっちゃりだった彼女がダイエットを始めたようで、かなり(10㎏~15㎏くらい)痩せた。

それでも私より指名を伸ばせないと知ると、今度は私のお客さんと寝たのだ。

そのお客さんは、同じ会社の上司と部下で、いつも4~5人で来店し、触ったりもしないし、個人的に誘ってきたりもしないし、本当にいいお客さんだった。

4~5人の中の、上司1人と部下1人が私のことを気に入ってくれていた。

私は、仕事とプライべートはハッキリ分けると決めていた。

お客さんに電話する時も、必ず店の電話からかけた。

お客さんからの電話も、必ず店にかけてもらい、空いている時しか出なかった。

プライべートで会うのは勿論、寝るなんてあり得ない。

寝て指名を取るなんて、バカでも誰でもできる。

私は、気配りや思いやりや話術で勝負する。でなきゃ指名してもらっても意味がない。

寝取られたらこっちはもうかなわない。

私は寝れないから。それで離れていく客は、それまでの客だ。と、私なりに仕事にプライドを持って取り組んでいた。

そんな私が唯一外で2、3回遊んだことのあるお客さん達だった。

いつも来る4、5人と、昼間近くの公園に、私の手作り弁当を持って花見に行ったり、ちょっとした観光スポットにみんなで出掛けたり。

いつもみんなで行動し、抜け駆けはNGと、暗黙の了解になっていたので、私は安心してサークルの仲間のような感覚でいた。

ところが、ある日突然店に来なくなったので、上司のほうに連絡をしたが、何か奥歯に物が引っかかったような口調で、特に理由も言わず曖昧に話を濁した。

不審に思い、部下のほうにも連絡してみた。

すると
「上司がまなみちゃんと…。いつもその上司の号令で飲みに行ってたので、最近店に行かなくなった」
との事だった。

どこにいても、出るクイは打たれる。

そう割りきって、私はその事を誰にも言わなかったし、まなみちゃんにも気づかないフリをし、何事もなかったかのように接した。

少しでも取り乱したところを見せたら、負けのような気がした。

つづく
気になる人ができた。

店に月2~3回ペースで来る、仲良し4人組の中の一人。

私はその4人組が来た時は、必ず指名はしてもらっていたが、特に誰が誰をお気に入りって訳でもなく、空いている席に座る感じだった。

その後も何度かそんな形で来店し、ある日ヘルプで着いていた子から「あの人(私が気になってる人)礼子ちゃんがいいって言ってたよ」と聞いた。

私は何だかすごくムカついた。

礼子ちゃんは私より年上だし、容姿もあか抜けなくてオバサンっぽい。

顔もスタイルも話術も私より下。

全てが私より下の人に私は負けたの!?

礼子ちゃんのどこがいいの?

客観的に見て、私よりひとつでも何か上回っている部分があるなら納得できるが、何も思い当たらない。

私はあんなに辛い思いをしてせっかく綺麗になったのに、あんな努力もしてない普通のオバサンに負けるなんて…。

プライドが傷ついたと同時に、負けたくないというライバル心が芽生えた。

つづく
実家に、大家さんから連絡があり「娘夫婦の家を建てるので立ち退いてほしい」と言われたそうだ。

私「どこに引っ越すの?」
母「同じ市内の家賃が安い借家」

私「ペット可なの?」
母「ペットはNG」

私「じゃあ、シロはどうするの?」
母「近所のA宅に、毎月餌代渡して餌だけあげてもらうから」

私「何でペット可のところを探さないの?」
母「家賃が高いから」

私「じゃあ、クロはどうするの?」
母「クロはバレないように連れていく」

私「クロを連れていけるなら、シロも連れていけるでしょ?」

母「大家さんがすぐ近くに住んでいて、しょっちゅう様子見に来るから、2匹は無理」

シロは赤ちゃんの時からうちで育ったから、野生で自力で餌を獲るのは無理。

雄なのに、骨格も小さいく性格も穏やかで、縄張り争いでは勝ち目はない。

置いていく=死なのだ。

私が傷つくよう嫌がらせなのだろうが、私のことはどうでもいいが、それによってシロの命を奪う必要はない!

何で親子のいざこざに、シロを巻き込むのか?

それとこれとは別の話。
途中まで飼ったのなら、最後まで責任持って飼え!

途中で殺すなら、シロの兄弟を捨てた時に何故一緒に捨ててこなかった?

私は、免許を取り終わって新しいペット可のアパートを借りれたら迎えに行くから、あと2年くらい面倒みててくれないの?

それくらいの優しさもないのか?

普通の親だったら、娘が大事にしている命を守る為、少しくらい協力するだろう。

私は、人生で初めて母を殺したいと思った。

シロと同じめにあわせてやりたいと…。

つづく
よっちゃんから
「私、今教習所に通ってるんだけど、よかったら由美子も一緒に行かない?」
と、誘われた。

気付けば私も18才で、免許が取れる歳になっていたので、いいチャンスだと思い、一緒に通い始めた。

しかし、結構お金がかかるのと、さっちゃんにも少し引いた部分もあり、私はもっと給料のいい所へ転職した。

昼間のバイトも辞め、キャバに近い感じの指名料が稼げる呑み屋さん。

店は無休なので好きな時に休むのだが、私は免許を取ったら車も欲しかったので、ほとんど休まず働いた。

昼間は教習所へ行って、夜は仕事、帰ってきてから少し復習。

1ヶ月休まず働いて、翌月1日休む。また1ヶ月働き、翌月1日休むといった感じだった。

なぜそこまでストイックになれたかと言うと、やはり母の態度だった。

よその家庭は、親に教習所代を出してもらったり、車も買ってもらったり、もしくはローンを組むと金利が高いので、親に借りて毎月少しずつ返済したりしていた。

うちはお金がないのは分かっていたので、せめて親の名義で農協などの金利が安いところで借りてもらい、私が返済したいと相談したのだ。

ところが
「なんでお前の為に借金しなきゃいけないんだよ!ちゃんと払ってくれる保証もないのに」
との返答だった。

私は
「少なくとも、あなたよりは私のほうがお金に細かいと思うけど!自分の働いたお金で、家賃、光熱、食費等、全て払って1ヶ月7万の定期預金して、借金も0ですけど!光熱費や税金を滞納して、借金があるあなたにだけは、そんなの言われたくない」
と、思ったからだった。


つづく
スナックのお客さんだった彼のことは、当然さっちゃんも知っていた。

さっちゃんに、彼との関係を聞かれた。

私はさっちゃんとは、仕事仲間を越えた関係、友達だと思っていたので、嘘はつけなかった。

さっちゃんに
「絶対内緒にしてね!実は不倫してる」
と告げた。

数日後、私はママに詰め寄られ、認めざるを得なかった。

さっちゃんはママが嫌と言っていたが、友情より親子の絆のほうが強かったんだと思った。

やはり、本来グレる程嫌な訳ではないのだろう。

彼は、ママの旦那さんの経営する会社の取引先に勤めていた。

大手企業でそこそこの役職だった。

しかし、ママがチクったようで、彼は降格し、社会的制裁を受けた。

それを知った私は、こちらから連絡することもなく、彼からも連絡はこず、自然消滅となった。

今になって考えると、彼には申し訳ない事をしてしまったと思う。

やっぱり、嘘をつけば良かったと…。

でも、当時の私はまだ子供で、大人の事情なんて知るよしもなかったのである。

つづく
男にチヤホヤされていても、相思相愛がないのは寂しかったのか!?
私は不倫をした。

誘ってきたのは彼からだった。
顔が少しタイプで、歌が上手くて、何となく大人の男の色気があったのでOKした。

私も初めは少し好きだった。
でも、会う回数を重ねるたび
「この人は、自分の子供と5、6才しかかわらない小娘と、よくこんな事ができるわ」
と、引いてきた。

少しいじめたくなった。

母が用事があってうちに来ることになった。

彼には何も言わず、いつも通りうちに招いた。

そこに母がやってきた。

彼は気まずい感じで、少し困っている様子だった。

私は母が
「家庭があるのに、うちの子をどう思ってるんですか?遊びですか?」
と、詰め寄ってくれるのを期待した。

きっと彼も文句を言われるものだと思っただろう。

しかし、母は
「もう大人なんだし、自分で決めたことだから…。宜しくお願いします。」
と言ったのだ。

私は「まだ未成年で大人ではないし、やっぱ結局子供が不幸になってもいいのね!正しい道を教えることさえ、放棄するんだよね!!」
と、一緒にいても離れてても、私に対する気持ちは変わらないんだ。

私がいなくなっても、この人は寂しくないんだと、再認識した。

彼も困惑していた。

でも、何となく私がこんな生活をしている意味が解ったのではないだろうか!?

つづく
私はよっちゃんと色々な所へ遊びに行くようになった。

カラオケやゲーセン、ボーリング等…。

そこで出会った店員さんや、ナンパしてきた男達や、スナックのお客など、使えそうな人とは友達になった。

今まで私を、デブだのブスだの馬鹿にしてきた男達への、ちょっとした復讐だった。

当時流行っていた、アッシー君やメッシー君(送迎だけの男や、ご飯をご馳走してくれるだけの男)も数人いた。

メッシー君に誘われると、私はつき合う気はないので「友達も一緒でいい?」とよっちゃんを一緒に連れて行く。

そして、何度かご馳走になると「つき合ってほしい」と言われるので、そのキーワードが出たらサヨナラする。

そして、また次のメッシー君を探す。

女の外見だけで態度を変える男達へ、今度は私の方が優位に立って、男を手玉にとる優越感が心地よかった。

そんな中でも、一応ターゲットは選別していた。

コツコツ汗水流して働いたお金は巻き上げなかった。

親が金持ちで、車も親に買ってもらったり、遊ぶ金も親からもらって、今まで何不自由なく育ってきたと思われる男を選んだ。

そんなに簡単に手に入らないものもあるっていうことを、知ってもらってもいいかな!?って、こっちの都合のいい言い分だが、当時はそう思っていた。

つづく
私は貯金をする為、食費を削った。

朝、昼は食べず、夕飯はスナックでお客さんにご馳走してもらう。

仕事終わりにさっちゃんの家に泊まると、翌朝ママがご飯を用意してくれて、ご馳走になったり…。

久しぶりのおふくろの味で、何だかすっごく懐かしかった。

何年振りだろうか?
直近で、母の手料理を食べたのがいつだったか、思い出せなかった。

さっちゃんは、ママに当てつけで悪い事をしてると言っていたが、確かにお兄ちゃんばっかり可愛がるなどあったようだが、娘のためにご飯も作ってくれて、主婦としても母としても放棄しているようには見えず、やはり私には羨ましく感じた。

今まで、家に泊まりに行ける友達なんていなかったから、あっという間に二人もできて、本当に嬉しかったし、楽しかった。

中学や高校で楽しめなかった青春を、ほんの少し取り戻せた気がした。

つづく
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